境界性パーソナリティ障害や自己愛性パーソナリティ障害に対しては、今現在の問題行動に対し積極的に切り込んで具体的な援助をしていくということも重要ですが、それと同じように、なぜそのような“パーソナリティ”となったのかという「歴史」にしっかりと目を向けていくことも極めて重要です。今現在の患者さんの問題を、その人の属性である“パーソナリティ”に押し込めてしまうのではなく、幼少時以来続く虐待や不適切な養育環境といった「周囲の重要人物との相互作用」に由来したものとして捉え、多面的な援助を行っていきます。このことは「精神療法」の項目でも述べておりますので、ご参照下さい。
また、回避性パーソナリティ障害については、社交不安障害の重症型と捉えることが可能です。「不安障害」の項目で述べたように、「カラダの病気」としての側面があるため、積極的に抗うつ薬による治療を行っていく一方、認知行動療法、アクセプタンス&コミットメントセラピー(ACT=「アクト」)、対人関係療法といった治療理論に基づいて援助を行っていきます。
診療所名 | 医療法人社団 もも こころの診療所 |
診療科目 | 精神科・心療内科・カウンセリング ※指定自立支援医療機関 生活保護法指定医療機関 |
住所 |
東京都千代田区神田神保町1-16-3 TSI神保町ビル4F
神保町駅A5出口より徒歩2分。ENEOSさんの向かい、BODY STUDiO ZEROさんの入っているビルの4階です
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電話番号 | 03−5282−2556 ※番号非通知の方はお受けできません |
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
10:30~12:45 14:00~19:30 |
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[私たちの治療方針]
| 薬物療法
| 精神療法(カウンセリング)
| カウンセラー有園正俊のページ |
[主な対象疾患]
| うつ・うつ病
| 双極性障害(躁うつ病)
| 統合失調症
| 不安障害
| 摂食障害
| 心的外傷(トラウマ)
| 不眠
| パーソナリティ障害 |
| 過敏性腸症候群
| ADD・ADHD(注意欠如・多動性障害)
| 発達障害アセスメント面接
| 薬を減らしたい・やめたい
| 朝、会社に行くのがつらい |